ST250E 納車そして初ツーリング
奇跡の中古車ST250E、順調にレストア並み整備が終わり、11月13日の日曜日に納車されました。タンク交換、キャブレター分解清掃、燃料コック交換、タイヤ・チューブ交換、ワイヤー一式(クラッチ・アクセル2本)交換、その他消耗品類ほとんどが交換されての納車でした。
この日はVストロームミーティングがあったうえに、無情の雨天。肝心の初乗りは翌日になりました。「少年」の如く胸高まる翌日、残念、エンジンの燃焼が不安定で異常な回転、当然燃費も250ccにしては27km/Lと芳しくないので、私は燃調に問題があるのではと、さっそくレッドバロンのピットにて診てもらいました。
点検の結果、キャブレターは再び分解清掃、パイロットエアスクリュー部分に古い燃料の変質した固着物がまだ残っていたための不具合と判明、周到に除去、無事修理完了しました。不動車のリカバリーは並大抵ではありませんでしたが、レッドバロンの若い整備士さんは良く対応してくれたと思います。
本日、近場で40kmほど試走したところ、走りは快調、エンジンの燃焼も安定していました。さらに燃費も37km/Lと大幅に改善されました。快晴の空のように私の不安も解消され、晴れ晴れとした気分でSTの軽快な走りを楽しめました。眺めて美しく、乗って楽しいバイク!
その後、紅葉真っ盛りの奥三河に初ツーリングです。
鳳来湖きっての紅葉スポットにて。
すっかり色づいた紅葉に藍色のボディカラーのSTは良く溶け込んでいます。
かつてエストレアにも乗っていましたが、ロングストローク単気筒のどっしりとした低速トルクは楽しかったのですが、対照的にSTはショートストロークの軽快さが楽しいと感じました。STはキャブレター車ですからエンジンの始動には手間がかかりますが、Fi車よりもエンジンのアクセルへの反応は敏感で、伸びのある走りだなと感じました。
帰路、日没後はライトはLEDよりもとても明るくて、やはり古くてもハロゲンにはハロゲンの良さがあるなと実感できました。
初ツーリングの走行距離146km、燃費35km/L
美しい車体、小回りも利いて扱いやすく、アクセルワークや燃費も良好。今のところ衝動買いのSTは、直感通りの満足感が得られています!ありがたい事です。